8月27日(火)
みなさま
ごまー
最近買った電車の本↓鉄道ピクトリアル アーカイヴスセレクション26 「国電の記録 1950~60」
旧型国電の通勤電車、所謂ゲタ電大好きっ子の私にとって、夢のような本です。
旧性能通勤型電車と101系の貴重な写真とデータが満載です。
環状線や阪和線といった関西の国電について、かなりのページを割いていて感激です。
城東線、西成線から環状線が開業したばかりのループになる前の、高架工事中の西九条駅の写真とかも載ってます。
阪和線は私の思い出のオレンジ色ゲタ電は勿論のこと、阪和電気鉄道時代からの社形車両についても詳しく解説。
カラーページは巻頭の4ページだけですが、そんなこと気にならないほどの充実の内容!
1500円なので興味ある人は(いないと思うけどっ)、立ち読みでボロボロにされる前に買おう!
この写真だけでも私は買っていたことでしょう↓
乗り降りする客で混雑する中、手前でしゃがんで絵本(?)を鞄にしまう親子の姿が泣けてきます。
素敵な写真です。
大阪のミナミのレコード屋の老舗「大十」の日本橋店が、今月いっぱいで閉店することになりました。
千日前の南OSビルで長年営業していた本店が、ビル老朽化による取り壊しに伴い閉店したのも記憶に新しいです。
実は私、大学を3年の秋に中退してからギター・リペアーの学校へ入学するまでの半年間、大十でバイトしてました。
20から21歳にかけての頃、もう23年も昔の話になります。
当時は千日前の本店、本店の地下にあったファミコン専門店「マリオ」、そして中古専門の日本橋店がありました。
因みに私は、主に本店2階の中古フロアでの勤務が多かったです。
あと強く記憶に残ってるのが、ローオンというレーベルの浪曲のレコードの在庫数が凄まじかったこと。
時代は既にレコードからCDへ移行してましたし店頭に並べる訳にもいかず、大量の在庫が倉庫で眠っていました。
1つの倉庫が丸々ローオンのレコードで埋め尽くされ、その倉庫のことをスタッフ間では「ローオン」と呼んでました。
店長に「おい、ローオンから掃除機取ってきて掃除しといて」って言われたりして…
すみません、ドーデモイイ話ですね。
私が辞めたあとのことはよく知りませんが、他にも店舗を出店したりしてたようですが…
最終的には日本橋店に集約する形で1店舗だけになってしまいました。
私の知るスタッフさんも、もうとっくに一人もいませんしね。
当時の社長も店長も高齢でとうに引退し、息子さんが後を継いでらっしゃるそうです。
今日は閉店前にと、久々に大十(日本橋店)へ行ってきました。
ここ日本橋店は私がお世話になってた当時は、美人のお姉さん(Tさん)が店長、というかほぼ一人でやってましたね。
売場も現在と違ってビルの2階のみ(それでも1フロアはかなり広い)でした。(現在は1階と3階にも増床。)
Tさんは少しだけ(昔の)岡部まり似で、歳は訊くことも出来ず結局分からずじまいでしたが、恐らく当時30歳ぐらいか(?)
私より10歳ぐらいは年上っぽかったですが、ちょっと憧れの人でしたね。
しかしこの日本橋店には、昼と夕方の休憩時にだけ交代しに行ったぐらいで、一緒に仕事することはありませんでした。
お店に伺うのは、実に20年ぶりぐらいです。辞めてからは殆んど行ってませんので。
当然20年前とはレコードとCDの比率は逆転し、店内の印象も若干ながら変わってました。
しかし、店そのものは大きな改装もなく当時のままで、レジカウンターの位置も同じでした。
当時と同じく壁には沢山のレコードが貼ってあり、「ここにあった24丁目バンドの2ndをジャケ買いしたなぁ」とか…
商品を物色しつつも、とても懐かしく当時を思い出し感慨に耽っておりました。
とりあえず今日は中島みゆきのLPレコードを2枚と、デヴィッド・ボウイのブート(2枚組CD)を買いました。
31日の閉店まであとわずかですが、また買いに行こうと思います。
大十のあとは、ハローワークに寄ってからいつもの練習場所へ。
その前に公園のベンチで買ったものを撮影↓
中島みゆきは、1st『私の声が聞こえますか』と、私がファンになるきっかけとなった『御色なおし』。
20年ほど前に中島みゆきのLPとEPは全て揃えたのですが、一昨年のリフォーム時の事故で全てを失ってしまいました。
再度揃える気力がなくて1枚も買い直してなかったのですが、これを機に少しずつ集め始めようかなぁと思いました。
そしてデヴィッド・ボウイのブートですが、半年ほど前から急に激しく欲しくなり探してたCDなんです!
ブートなので半ば諦めてたのですが、まさかの発見に狂喜乱舞しております。
大十さん、最後の最後にありがとうございます。DAVID BOWIE 『STRANGE FASCINATION』
1974年9月5日のL.A.での、ダイアモンド・ドッグス・ツアーのライブのブートレッグCDです。
アナログ時代から有名なブートです。
ダイアモンド・ドッグス・ツアーは諸事情で一時中断するんですが、中断中にボウイは急速にフィリー・ソウルに傾倒します。
そしてツアーが再開された北米ツアーでは全く別物の内容になりました。
所謂プラスチック・ソウル期のスタートです。
そしてそこでの私の目当ては、もちろんデヴィッド・サンボーンのアルトです!
R&B、ソウルを得意とするサンボーンの面目躍如たる演奏が聴けるライブとなりました。
同時期のライブ盤で正規リリースの『DAVID LIVE』と収録曲は、数曲の違いがある他は基本同じなのですが…
このブートには、『DAVID LIVE』に収録されていない「JOHN I'M ONLY DANCING(AGAIN)」が収録されてるんです!
ジギー時代のシングル曲「JOHN I'M ONLY DANCING」のソウル/ファンク風リメイクのライブです。
私が参加してるギャルバンでファンクっぽい曲を吹くことになった時に、YouTubeで見つけて参考にと聴きまくりました。
スタジオ・ヴァージョンに比べテンポが速く、かなり どファンクです。
この曲のサンボーンは使えるフレーズが満載なので、アルトの人は是非コピーしてみて下さいね。
David Bowie - John, I'm Only Dancing (Again) LIVE @ Universal Amphitheatre, LA (1974)
音質はあまり良くないです。CDだとさらにサックスの音が小さくて聞こえにくいです。
しかしサンボーンのファンキー・フレーズの宝庫ですのだ◎
まー。
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大阪の老舗レコード店“大十”の思い出(D・ボウイ『STRANGE FASCINATION』)
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