8月10日(木)
みなさま
ごまー
今日届いた↓
バーズム『白昼夢』のTシャツ。
原題は『Hvis Lyset Tar Oss』。因みに現在流通の国内盤仕様CDの邦題は『虚無光』。
ユーロニモス殺害容疑での判決が下る前日、1994年5月15日にリリースされた3rdアルバム。
トイズファクトリーからの国内盤リリースは6月4日、投獄後のことでした。
殺人犯のCDということで当時は職場(CD店)の同僚の間でも凄く話題になりました。
発売当時に買った国内盤CD↓
初回特典ステッカーも残ってます。
私はこのジャケットが大好きなんです。
ノルウェーの有名な画家、テオドール・キッテルセン(1857-1914)によるものです。
因みに次作『Filosofem』のジャケットにもキッテルセンの作品が使われています。
BURZUM - #2 - Hvis Lyset Tar Oss
ブラストビートにデスヴォイスが炸裂してますが、アルバムの終盤はアンビエントな音になります。
さて、今日は珍しく人と会う約束の日でした。
久々に大学時代のメタル好き友人、イカちゃん(仮名)と会って、音楽談義をしました。
お題は「ネオクラシカル・メタル」でした。
イカちゃんとは2,3年に1,2回会うか会わないかというペースで会っています。
友達のいない私にとっては、一番頻繁に会う、というか唯一会う友人です。
待ち合わせ場所は梅田のディスクユニオンでした。
本日の収穫↓
帰りに扇町公園に寄って記念撮影 (またか…)
公園内を通る若い女性は皆、私の前に差し掛かると、急に早足になって通り過ぎて行きます。
夜11時過ぎの公園でこんな写真を撮ってる姿は職質モノです。
●レーサー・X 『セカンド・ヒート』
●キース・クロス・アンド・ピーター・ロス 『時の旅人』
●ディオニソス 『サイン・オブ・トゥルース』
●ソナタ・アークティカ 『エクリプティカ』
キース・クロス・アンド・ピーター・ロスとディオニソスはイカちゃんに教えてもらいました。
メタルとブリティッシュロックに関しての知識は、彼の方が何十倍も上です。
アルゼンチンのレインボーとかセルビアの様式美メタル・バンドとか、辺境モノまで手を出す強者です。
その教えてもらった辺境モノの動画↓
Rata Blanca - La leyenda del hada y el mago (Vivo DVD "Obras 2003")
アルゼンチンのレインボー?!
Alogia - Vreme je (Official Video 2014) .
セルビアの様式美メタル・バンド!
今のバンドとあって両者ともテクは抜群ですが、サウンドの方はちょっと懐かしい響きで和めます◎
80~90年代初頭の音を今のテクニックで聴かせてくれるのが、辺境バンドの面白いところです。
実は私、ここ2ヶ月以上ずっとサックスの練習がサボり気味なんです。
それまでは多くて週3,4日は休むことはあっても、一応練習へは行ってました。
しかし最近は休みの日だけ、週1,2日しか練習していません。
先月はたった4回しか練習に行きませんでした。
昔(5,6年前まで)はほぼ毎日練習してて、月に1~2日しか休まなかったのに。
モチベーションダウンの原因というかきっかけは、5月終わり頃に買った1枚のCDのせいです。
いつも通り意味不明の記念写真を撮っていますので載せます↓
@毛馬桜之宮公園
それはディスクユニオンの500円以下コーナーで買った、一番右のCD…(反射してよく見えん!)
ヴィタリ・クープリの『エクストリーム・メジャーズ』です。
このCDで久々にネオクラシカルメタルを聴いて、私は気付いたのです。
やっぱり私はサックスの音楽は好きではない。
メタルやブリティッシュロックが好きなのだ!と。
ロック、クラシック、フュージョン、フリージャズ、ノイズ、東欧ジプシー音楽他、色々聴いてきた私。
しかし最も好みとするジャンルは、「ネオクラシカル・メタル」なんです。
イングヴェイ、初期のマカパインやヴィニー・ムーアにチャステインあたりと言えばお分かりでしょうか?
80年代後半に台頭した、クラシカルなフレーズを速弾きするギタリストの音楽が大好きなのです。
因みに80年代後半というのは私は高校~大学の頃で、人生で最も多感だった時代。
その頃に聴いてた音楽というのは一生モノ、エヴァーグリーンなのです。
社会人になって成り行きでサックスを始めたのが、そもそもの間違いだったのかもしれません。
本当はギタリストになりたかった(今でも)のに、何となく始めてしまったサックス。
それ以来、(ジャズは難しいので)フリージャズやノイズなどの前衛音楽にドップリはまってしまって…
学生の頃よく聴いてたメタルやテクニカルなフュージョンといった音楽を一切聴かなくなりました。
(7年前にCD店を退社してからは、徐々に昔好きだった音楽に戻って来ていますが…)
だから前衛音楽にどっぷり浸かっていた90年代半ば~2000年代は、私にとってメタル空白時代。
その空白時代のメタル、とりわけネオクラシカル・メタルのCDを最近少しずつ聴き進めております。
CD買う量が一向に減りませんのだ(困)
Vitalij Kuprij Destination
これぞネオクラ! 因みにギターはジョージ・ベラス。
本当はギターを弾きたいのに高2で友人の勧めでエレキベースを始め、社会人になってからはサックス。
結局はサックスもエレキベースも中途半端。ギターは今も殆んど弾けず。
どれか1つぐらい物にしたいものです。
高校の時にエレキベースではなく初めからエレキギターを弾いていれば、こんな事になってなかった筈。
その代わりに音楽の嗜好はメタル一辺倒で、今のような幅広いジャンルは聴いてないと思います。
フュージョンもハードコアも、ノイズ、フリージャズ、クレズマーも全て聴いてないと思います。
私が音楽を聴く理由の大半を占めるのが、楽器(ベースorサックス)練習のモチベーション向上のため。
興味ないベースをやるためにギターのように弾くジェフ・バーリン等のフュージョンを聴く。
サックスの可能性を探るべくフリーミュージックやノイズのCDを買い漁る。
最初から一番やりたかったエレキギターをやっていたら、今の自分は全く違っていたでしょうね。
人生なにが、どれが一番良いのかは、誰にも分かりませんが…
Borbetomagus - LIVE [mini-clip #4], "Cascell-ination (Sho 'Nuff): ... MTK, RIP"JB's, Phila., 6/22/15
3人とも随分と老けたなぁ。 しかし出す音は昔と変わらず!
「もしもギターが弾けたなら…」
これはしょっちゅう思うことなのですが、今それがMAXに達しています。
せめてイングヴェイ「ファー・ビヨンド・ザ・サン」が弾ける技術があれば…
それと引き換えにサックスを完全に止めてしまっても全く心残りではありません。
ついでに中途半端に上達が止まっているエレキベースも止めてしまってもいいです。
因みに現代では「ファー・ビヨンド・ザ・サン」程度の曲なら素人でも弾ける人はごまんといます。
もちろん音楽とは奥深いので、弾けるというのは単に「音符を追える」という意味で言っております。
しかし40代も終わりに差し掛かり指も頭も硬くなったオッサンには難曲です。
今からサックスを止めて殆んど弾けないギターに専念したとしても、果たして…
Far beyond the sun-Yngwie, Cover by 9 year old girl YOYO(Pinxi Liu) from China
以上です。
今日も長文、しかも自分のことをダラダラと書いて失礼しました。
本当はマジェスティックとレプティリアンを紹介するつもりだったのですが…
長くなったのでまたの機会に書きます。書けたら書きます。(←頼りない)
P.S.
フジヤマのカセットテープが引き出しの奥から出てきました。
聴きたいけど再生装置がありませんのだ。
ピアノは引くのは無理ですが、ギターなら私にも引けます。
まー。
■先月(7月)の買い物ヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョン 『ヴィニー・ヴィンセント・インヴェイジョン』
ボビー・ハッチャーソン 『エンジョイ・ザ・ビュー』
Daniel Zamir 『REDEMPTION SONGS』
アシッド・マザーズ・テンプルSWR with 梅津和時+山本精一 『Stones,Women and Records at 磔磔 2009』
Pet Bottle Ningen 『Non-Recyclable』
森田童子 『A BOY ボーイ』
リング・オブ・ファイア 『バーニング・ライヴ・イン・トーキョー2002』(DVD)
チャラン・ポ・ランタン 『トリトメナイ音楽会』(DVD)
DAVID BOWIE 『oddity years』(DVD-R)
DAVID BOWIE 『nationwide』(DVD-R)
DAVID BOWIE 『diamond days』(DVD-R)
STEVE LACY 『THE COMPLETE REMASTERD RECORDINGS ON BLACK SAINT & SOUL NOTE』(10CD)
ウォーレン・ヒル 『ポップジャズ 』
松井玲奈とチャラン・ポ・ランタン 『シャボン(TYPE-C)』
プリズム 『ライヴ・アライヴ(アブソリュートリー)-エクスパンデッド・ヴァージョン』
カクタス 『ファースト・アルバム』
ハイラム・ブロック 『GUITAR MAN』
犬神サーカス団 『命みぢかし恋せよ人類』(MX)
スレイド 『オールド・ニュー・バロウド&ブルー』
スレイド 『スレイド・イン・フレイム』
ヴィタリ・クープリ 『フォワード・アンド・ビヨンド』
ベルベット・パウ 『サイン』
デヴィッド・ボウイ 『クラックド・アクター~ライヴ・ロサンゼルス'74』
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