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Channel: 愛しのジャンポール
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セシル・テイラー「ジャズ・アドヴァンス」(スティーヴ・レイシーを聴きたくて買ったけど…)

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11月11日(月)くもり雨



みなさま
こんばんまークマ



本日のちょい●しあさチャン↓

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本日のスズメ写真↓

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さして良い写真でもありませんが、久々に撮れたので載せました。





先日、テレビを点けたら「ヤヌスの鏡」という昔のドラマをやっていました。(サンテレビです。)
1985(昭60)年~1986(昭61)年の放送だったので高1の時です。懐かしいです。

因みに主役の杉浦幸さんは私と同い年です。
(すみません、割とドーデモイイ情報でした。)


思わず反射的にテレビ画面(ブラウン管、地デジ化まだ)を撮影してしまいました↓

$愛しのジャンポール-131107_154156_ed.jpg
これはヤンキー少女に変身後の姿です。

残念ながら変身シーンは見ることが出来ませんでした。



変身シーンを見逃した代わりに、CMでホテルニューアワジを久々に見ることが出来ました。
それは思わぬ収穫でした。こんなやつです↓




ローカルな話題ですみません。




話をヤヌスの鏡に戻します。

主人公は二重人格で、ふとしたきっかけで普段の優等生少女・裕美から不良少女・ユミに変身するのです。
その変身の時、裕美の脳裏には厳格な祖母からの折檻のシーンがプレイバックされ周囲のガラスが割れたりします。
セーラームーンやプリキュアの変身シーンの華やかさとはエライ違いで、それは線香臭くてドロドロしています。

YouTubeを探せば、ありました。
終わりの方に変身シーンが登場します↓




ありがとうございます。


私は昔も今もテレビドラマというのをほとんど見ませんが、この「ヤヌスの鏡」は時々見ていました。
誰しも変身願望というものを持っていると思うのですが、そこに惹きつけられたのかも知れません。



ところで上の写真でユミと食事をしている男性ですが…
この役者さんの名前が思い出せません。

ウィキペディアで確認したら高橋悦史さんだと思いだしました。
それと同時に、1996年に亡くなっていたことにも気付きました。




$愛しのジャンポール-131107_154147_ed.jpg





話変わります。


一昨々日、久々にブックオフ●●店(大型店舗)へ行ってCDの在庫をチェックしました。
今回はJ-POPは飛ばしてそれ以外を全てチェック、それでも1時間以上かかってしまい疲れ果ててしまいました。

私は長年CD店で勤めていただけあって、CDを探すのは大の得意です。
昔テレビで出来上がったお札の印刷ムラを物凄いスピードでチェックしている人を見たことがあります。
私のCDチェックはあそこまでには及びませんが、それに近いものがあると自負します。

大方のアーティストの所属メーカーを把握してますし、背表紙ですぐに何処のメーカーの商品かが分かります。
オビの雰囲気(色、書体etc.)を覚えている商品もたくさんあります。
なので、たとえば出鱈目な品出しをされていたりしたら直ぐに気付きます。

J-POPは飛ばしたと書きましたが、ザーッと流してても何か掘り出し物らしきものを感じてふと目を留めたりします。
それで今日私のセンサーに引っ掛かったのはこちらでした↓


※店内の撮影はイケマセン!
$愛しのジャンポール-131108_195531.jpg
500円コーナーにギバちゃんのCDが4枚もありました!
(分かりやすいように手前に引き出しています。)

私は一度にこんなにたくさんのギバちゃんのCDを見たのは初めてなので、思わず興奮してしまいました。
※私はギバちゃんのファンという訳ではありません。

普通のCDショップではギバちゃんが4枚も並ぶことはありませんから、私はその異変を感じ取った訳です。
このような臭覚ならば私は誰にも負けません。


もしかしたらレアなCDかも知れないと思い、アマゾンをチェックしてみましたら…
「君の名は。」「Na-goshi」「You-Go(融合)」の3タイトルは1円~となってました。
私のアンテナも大したことはありませんね。




そのあと、Tの●●店に寄りました。
先日買ったパープルのライブ盤が気に入って今もまだ楽しめてるので、何も買わずにただ見るだけのつもりです。

EMIのJAZZ名盤999円シリーズがワゴンにまとめてあったのでチェックしました。
念入りにチェックしていたら結構時間がかかってしまいました。

このワゴンがちょうどレジからの死角にあって、長居する私を店員がマークし始めました。
「いらっしゃいませ~」と言って整理するふりをして何度も何度も私の横に来ます。
なんかだんだん焦ってきて、買うつもりはなかったのに…

$愛しのジャンポール-131112_004340.jpg
買ってしまいましたガーン

一体私は何に気を遣っているというのでしょうか。
自意識過剰なのかも知れませんが、この店は今後も度々利用するので…

あと、最近この黄色い袋が薄くなりました。コスト削減のためでしょう。
(どうでもいいことかも知れませんが、気になったので書いてしまいました。)





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CDセシル・テイラー 『ジャズ・アドヴァンス』



オーネット・コールマンと並ぶフリージャズのパイオニア、セシル・テイラーのデビュー作です。1956年録音。ソプラノ・サックスで参加しているスティーヴ・レイシーが目当てで購入しました。パーソネルは、テイラー(p)、レイシー(ss)の他に、ビュエル・ナイドリンガー(b)、デニス・チャールズ(ds)の4人。しかし目当てのレイシーの参加はたった2曲のみでした。テイラーのソロ、トリオ、そしてレイシーを加えたカルテットという、3形態の演奏が収められていました。う~、知らなんだ。

フリージャズの先駆であるテイラーですが、このデビュー作ではまだフリージャズのスタイルは見られません。リズムも4ビートです。バップの範疇を逸脱していません。テイラーのフリージャズのスタイルが発現し始めるのは1960年の『The World of Cecil Taylor』あたりからです。また、のちにポスト・フリー/即興シーンを突き進むレイシーも、当時はまだディキシーランドジャズ・シーンで活躍していた頃でした。

テイラーのピアノ演奏はまだデューク・エリントンとセロニアス・モンクの影響下に留まっています。そして本作にはモンクの「ベムシャ・スイング」とエリントンの「アズール」といった2人のカヴァーも収録しています。しかしその硬質でゴツゴツとささくれ立ったピアノ演奏は、この時既にこれまでのピアニストとは明らかに違ったオリジナリティーを見せています。



本アルバムの白眉は、コール・ポーター作のスタンダード・ナンバーの「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ(帰ってくれたら嬉しいわ)」でしょう。ピアノ・ソロによる演奏です。ヘレン・メリルやアート・ペッパー等でお馴染みのバラードのあのメロディーですが、ほとんど原形を留めておらず、ちょっと聴いただけでは何の曲だか気付きません。本アルバムは彼にとって初録音だというのに、実に大胆なスタンダード解釈です。

Cecil Taylor's "You'd Be So Nice To Come Home To"




しかし私としてはレイシーを聴きたくて買ったのであって、やはり彼のソプラノが聴ける曲の方がいいです。テイラーのオリジナルで「ソング」を貼っておきます。レイシーの硬質なソプラノのサウンドは、テイラーのピアノによく合います。

Song Cecil Taylor






セシル・テイラーと舞踏家の田中泯さんとのライブが、明日12日(火)に京都、17日(日)に東京で開催されます。
1929年生まれのセシル・テイラー、現在84歳でなお現役、しかも舞踏との共演という相変わらずの尖鋭ぶりです。
大したものです。


まー。






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