7月3日(水)→
みなさま
コンバンまー
昨日と今日は、物凄く久しぶりにテナーを吹いてみました。
2~3年前に一度吹いたことがありますが、その前に吹いたのは十数年前のことです。
さっぱり吹けませんでした。ちゃんと音を出せませんでした。
全くの初心者レベル
それよりも歯が痛くて痛くて…
昨日も今日も うどんでした。
そう、1週間前にアマゾンで注文したCDが今日やっと届きました。
アンソニー・ブラクストンの8枚組です。
わーい
けど、今日の記事はこのCDについてではありません。
前回、スラップの親指のダウンアップ奏法とラリー・グラハムについて書きましたが…
親指ダウンアップといえばもう1人、この人を忘れてはいけません!爆風スランプ 『決定版!爆風スランプ大全集』
そうです、江川“はひふへ”ほーじんです。
(ほーじん在籍時のアルバムを再発して欲しい!)
スラップといえば猫も杓子もマーカス・スタイル一辺倒になりつつあった80年代半ば…
ラリー・グラハム直系のゴリゴリのスラップで、どんな曲調でも殆ど親指で貫き通したサムピングの達人です。
ほーじんはご存知、爆風スランプのベーシストとして結成の1982年から在籍。
1989年、プロデューサーで事務所社長でもある新田一郎の売れ線主義に反発して脱退しました。
当時私は爆風スランプにはあまり興味ありませんでしたが、ほーじんのベース・プレイ目当てで注目はしてました。
パッパラー河合はプログレ好きであり、それなりに聴きどころのあるバンドでしたが、基本はコミック・バンドでしたから。
極言すれば、私にとって爆風スランプは、ほーじんのベースを聴くためにありました。
ほーじんの一番の名演をあげるなら…
私は迷わずコレです↓
THE TSURAI
(最初の2分ぐらいはオフステージ映像なので飛ばして下さい。)
この超絶ベース・ソロで多くの人が親指ダウンアップを挫折したであろう「THE TSURAI」です。
4弦解放の超高速ダウンアップはL・グラハムを凌ぐウルトラCテクです。
こんな動画発見↓
爆風スランプ「THE TSURAI」のベースを弾いてみた
上手いですね。
けど「コスプレ女子だぁ~」と、萌えてはいけません。
この人、男ですからっ。
因みに私が親指ダウンアップの参考にした教則ビデオ↓
江川ほーじん『ファンクベース』(VHS)
親指をピックのように駆使する様をしっかり見ることが出来、どのように親指をピック化するかがよく分かります。
しかも彼の親指ダウンアップは、ネック寄りの位置からブリッジ近くまで、自在の位置で弾けるから凄いです。
YouTubeにはこれしか見つかりませんでしたが、貼っておきます↓
江川ほーじん FUNKSLAPBASS
このビデオはDVD化されてませんが、現在は『スラップ・ベース完全攻略』というDVDが発売されてますので…
ほーじん脱退後はTOPSのバーベQ和佐田が加入しましたが、ほーじんのいない爆風スランプには全く興味ありません。
曲自体も単なる普通のポップスになり下がってしまいましたしね。
やはり私にとって爆風スランプは、ほーじんのベースを聴くためにあったのです。
しかし、ベース云々を抜きにしてこの曲は好きでした↓
【爆風スランプ】武道館 大きな玉ねぎの下で
(このビデオ、DVD化して欲しい!)
当時の私は洋楽小僧でしたので、邦楽を聴くにしても歌詞を殆ど聴いてませんでした。
しかし、純情なワシはこの曲の歌詞に胸キュンでした。う~
ほーじん脱退後にリメイクされてヒットしましたが、そっちは大嫌いです。
ストリングスが入ったアレンジが気持ち悪くて…
あと、上に掲載したベスト盤CDには入ってないんですけど「THE BLUE BUS BLUES」という曲も好きでした。
ほーじん在籍最後のアルバム『HIGH LANDER』に収録されています。
爆風メンバーと活動を共にしたツアーバス“大きくってすいません号”のことを歌った曲です。
♪ベースとギターとドラムと夢を乗せて…
というこの歌を聴いて、私は初めてバンドに憧れました。
結局私がバンド活動を始めたのは、そんな憧れも消え去った30代半ばになってからなんですけどね。
爆風スランプ - the Blue Bus Blues
このステージを最後にほーじんは脱退します。
途中、サンプラザ中野が感極まって声を詰まらせると、ほーじんが軽く蹴りを入れる場面があります。
何回見ても泣けてきます。
やっぱりバンドっていいですね。
以上です。今回も動画をたくさん貼ってしまいまして、すみません。
(他力本願。もしくは、人のフンドシで相撲を取る)
まー。
■先月(6月)の買い物エドガー・ブロートン・バンド 『ワサ・ワサ』
デヴィッド・ボウイ 『オール・セインツ~インストゥルメンタルズ 1977-1999』
PAT METHENY 『TAP:JOHN ZORN'S BOOK OF ANGELS,VOL.20』
KAY(ケイ) 『サムホェア・イン・ニューヨーク』
オーネット・コールマン 『ジス・イズ・アワ・ミュージック』
マジック・スリム&ジミー・ジョンソン 『シカゴ・ブルース・ギター・ヒーローズ』
オーネット・コールマン 『オーネット!』
オーネット・コールマン 『オーネット・オン・テナー』
ブライアン・イーノ 『ヒア・カム・ザ・ウォーム・ジェッツ』
スタクリッジ 『ミスター・ミック』
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江川ほーじんの教則ビデオ「ファンクベース」で私は親指ダウンアップを習得しました。
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